2007年11月27日 星期二

Yokoyama Taikan 横山大観

横山大観 - Wikipedia


よこやま-たいかん ―たいくわん 【横山大観】

(1868-1958) 日本画家。茨城県生まれ。東京美術学校卒。本名は秀麿。橋本雅邦に学び岡倉天心の感化を受けた。菱田春草とともに朦朧体(もうろうたい)と呼ばれる画法を試み、近代日本画に一典型をつくった。日本美術院創設に参加、天心没後これを再興主宰した。代表作「無我」「生々流転」など。


旧家に47点 大観ら未公開作 川口で発見 県立近代美術館に寄贈

2007年11月28日 朝刊

横山大観作「日本心神」(昭和19年ごろ)

写真

 埼玉県川口市の旧家で、横山大観ら明治から昭和にかけて活躍した日本画家の作品四十七点(評価総額一億七千万円相当)が見つかり、県立近代美術館(さいたま市浦和区)に寄贈された。同美術館が二十七日、発表した。未公開の作品が多く、来年一月から順次公開する。

 寄贈された大観の作品は、富士山を描いた「日本心神」、墨の濃淡で桜の木などを表現した「朧夜(おぼろよ)」など十点。ほかに下村観山や橋本関雪の屏風(びょうぶ)絵や、川合玉堂、堂本印象、奥村土牛らの日本画計三十七点も含まれている。

 同美術館によると、川口市の旧家・大熊家の九代目当主武右衛門氏(一八八六-一九六六年)が収集した作品。遺族で元銀行員の大熊雄二さん(56)が昨年、蔵に保管されているのを見つけた。武右衛門氏は大観と親交があり支援していたという。

 遺族らは「支援したお礼にもらった作品ではないか」と話しているという。

 親族内で話し合い「個人で適正に管理するのは限界があり、散逸の恐れもある。広く一般公開したい」として寄贈を決めたという。同美術館が専門家に 鑑定を依頼し、真作と確認された。横山大観記念館(東京)は「『日本心神』は大観が複数描いたシリーズ。その中でも出来が良く、気持ちのいい作品」と評価 しているという。




Yokoyama Taikan Memorial Hall All Rights Reserved.
 
 ここは、日本画家、横山大観(1868~1958)の住居でした。
 大観がこの地に住みはじめたのは、明治42年(1909)です。最初は
狭かった敷地も、大観が画家として名をなすにしたがい拡張され、大正
8年に現在の広さとなりました。昭和20年(1945)3月10日の空襲で
住居が焼失したため、大観はしばらく熱海伊豆山の別荘に移り住みま
す。昭和29年(1954)8月、焼失した住居の土台をそのまま利用して、
新居が再建され、大観は再び池之端で生活をはじめます。昭和33年
(1958)2月に90歳で没するまで、ここで数多くの作品を制作しました。
静子夫人没後の昭和51年(1976)9月、遺族から大観の作品や習作、
遺品、画稿、スケッチ帳などの寄贈をうけて、財団法人横山大観記念館
が設立され、同年11月に一般公開されました。
 当館は、心の安らぎを感じられる美術館をモットーとし、できるかぎり 
建物の雰囲気をいかし、軸装の作品はそのまま床の間にかけて展示
しています。また、靴を脱いで入る日本建築の良さ、大観がこだわった
細部のデザインも存分に楽しむことができます。
 
  〒110-0008 東京都台東区池之端1-4-24
Tel 03-3821-1017 Fax 03-3821-1057 


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