【刊行されました!台湾×沖縄をつなぐ“チュラネシア”へ――いまの日本における台湾・沖縄の語られ方を揺さぶる一冊】
※日文後有中文記事
書名:『台湾&沖縄 チュラネシアへの旅 亜熱帯カルチャーツーリズム』
著者:三枝克之
イラスト/イラスト地図:ヤマサキタツヤ
出版社:リトルモア
待ってました!
拙著『台湾りずむ』の編集も担当してくださった三枝克之さんが、長年温めてこられた「チュラネシア」本がついに刊行されました。三枝さんと話していると、「沖縄のデイゴの花の話が台湾の平埔原住民のお正月につながる」「沖縄の台風占いが台湾の“台風草”と響き合う」「アミ族の“痛い!”が沖縄でも似た形で使われる」など、筒から糸が無限に出てくるみたいに共通点が次々に現れて、いつもワクワクしていました。
“そうした企画を前から温めている”と聞いて以来、ずっと楽しみにしていた本です。今回の刊行にあたり、私は台湾に関する記述の監修としてもお手伝いしています。また、原住民の記述に関しては藤樫寛子さんが担当されています。台湾文化を熟知されたヤマサキタツヤさんによるイラストレーションも魅力的な手触りを加えています。
「チュラネシア」とは、美麗島(台湾)+美ら海(沖縄/琉球)を重ね、文化史的な共通項を数多く持つ「群島」として捉え直す、著者の造語です。
島尾敏雄の「ヤポネシア」が国境を超えて心を遊ばせる概念として魅力的である一方、「ヤポン(日本)」という語感ゆえに、どうしても日本中心主義の影を感じてしまう——その点で、三枝さんの「チュラネシア」は本当に鮮やかな名づけだと思います。
本書は、食・工芸・芸能・音楽・言語・街並み・歴史・自然・経験……を横断し、8テーマ・100項目で台湾と沖縄のつながりを立体的に見せてくれます。ページをぱらぱらめくるだけでも、「こんなに共通点があるのか」と目が回るはず。目次から一部だけ抜粋すると、こんな感じです。
チュラネシアの風土:亜熱帯モンスーン気候/黒潮/フィリピン海プレート/ガジュマル…
チュラネシアの食文化:沖縄そばと台湾の麺/腐乳と豆腐よう/粽とムーチー…
中華圏文化:亀甲墓と先祖崇拝/媽祖とオナリ神/拝拝とウートートー/風水と石敢当…
台湾原住民と琉球人:南島系DNA/カヌーとサバ二/紋面とハジチ/歌の文化/小米酒と泡盛…
チュラネシアの言葉:琉球語とオーストロネシア語/地名/琉球とフォルモサ…
チュラネシアの工芸と芸能:竹細工と藺草編み/芭蕉布と樹皮布/琉球ガラスと金門包丁/三線と月琴…
台湾の中の沖縄、沖縄の中の台湾:建成町と新富町/海人と社寮島/与那国島と密貿易…
チュラネシアン・ピープル:ご飯食べた?/イチャリバ・チョーデー/花ブロックと鉄窓花/弁当とおにぎり/伝統市場/高校野球と棒球…
そして本書の魅力は、「似ているね」「近いね」で終わらないところ。
文化の力で視野を開きつつ、方言札と狗掛牌、琉球人や台湾原住民が見世物化された万博の「人類動物園」、二二八事件で犠牲となった社寮島の琉球住民など、被植民や抑圧の経験の共通性にも踏み込み、多面体の“チュラネシア”に多方向から光を当てています。まさにプリズムのような一冊。
台湾を知ることで沖縄(琉球弧)がもっと見えてくる。沖縄(琉球弧)を知ることで台湾ももっと立ち上がってくる。
一家に一冊、心からおすすめしたい本です。
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走進連結台灣×沖繩的「チュラネシア Churanesia」,一本讓人眼界大開的書
書名:《台灣&沖繩 前往チュラネシア之旅:亞熱帶文化觀光(亜熱帯カルチャーツーリズム)》
作者:三枝克之
插畫/插畫地圖:ヤマサキタツヤ
出版社:リトルモア
終於等到了!
曾經負責編輯我拙作《台灣節奏(台湾りずむ)》的三枝先生,長年醞釀的「チュラネシア Churanesia」之書終於要出版了。和三枝先生聊天時,常常會冒出讓人驚喜的連結——
像是「沖繩的刺桐開花,其實也和台灣平埔族群的新年有關」;「沖繩會用刺桐的開花狀況來占卜那年的颱風」;
「咦!台灣也有相似的『颱風草』」;
或是「阿美族的『痛!』好像是說『アグッ』」;
「什麼!沖繩也有類似用法!」
那種感覺就像從一個神奇的筒子裡,線一直被拉出來一樣,台灣與沖繩(琉球)之間的共通點源源不絕。當我早就聽他說「其實我一直在醞釀這樣的企劃」時,就已經興奮期待很久了。
這次新書出版,我也以台灣相關內容的監修身分,略盡綿薄之力。
所謂「チュラネシア」,是作者的造語:把美麗島(台灣)+美ら海(チュラ是沖繩/琉球語的美麗的意思)視為擁有大量文化與歷史共通項的「チュラネシア(群島)」來重新理解。作為概念上的前輩,島尾敏雄的「ヤポネシア」曾讓許多人在不那麼受國界束縛的想像中著迷;但「ヤポン」畢竟帶著某種日本中心的陰影。相較之下,三枝先生提出的「チュラネシア」,真的是非常美、也非常有力量的新詞。
本書橫跨飲食、工藝、藝能、音樂、語言、街景、歷史、自然與生活經驗……以8大主題、100個條目立體呈現台灣與沖繩的相似與連結。光是隨手翻幾頁,就會暈眩地發現:原來共同點竟然這麼多!
亞熱帶季風氣候/黑潮/菲律賓海板塊/榕樹(ガジュマル)…
チュラネシア的飲食文化:沖繩蕎麥麵與台灣麵食/腐乳與豆腐乳(豆腐よう)/粽子與ムーチー…
龜甲墓與祖先崇拜/媽祖與オナリ神/拜拜與ウートートー/風水與石敢當…
南島系DNA/獨木舟與サバ二/紋面與ハジチ/歌的文化/小米酒與泡盛…
琉球語與南島語/南島語地名/琉球與Formosa…
編與藺草編織/芭蕉布與樹皮布/琉球玻璃與金門菜刀/三線與月琴…
建成町與新富町/海人與社寮島/與那國島與走私貿易…
吃飯了嗎?/花磚與鐵窗花/便當與飯糰/傳統市場/高校野球與棒球…
而且這本書不只是「好像喔」「好近喔」的輕快對照。它也把光打向更深層的共通經驗——例如方言札與狗掛牌、琉球人與台灣原住民在萬博被展示的「人類動物園」,以及二二八事件中成為受害者的社寮島琉球居民等,從被殖民與被壓迫的歷史記憶切入,讓這個多面體般的「Churanesia」在不同方向都折射出光芒。可以說是一本文字的稜鏡。
理解台灣,會讓你更懂沖繩(琉球弧);理解沖繩(琉球弧),也會讓你更懂台灣。真心推薦——很期待台灣版能早日出版!
「チュラネシア」とは、
沖縄の言葉で「美しい」を意味する「チュラ(美ら)」と、ギリシャ語で「島々」を意味する「ネシア(nesia)」を掛け合わせた造語 です。沖縄と台湾を「ひとつの文化圏(亜熱帯カルチャー)」として捉える新たな視点・コンセプトを指します。
リトルモア +2 文化の共有: 沖縄と台湾の歴史、食文化、音楽、人々の共生関係に見られる密接な類似性に着目。関連書籍: 三枝克之著『台湾&沖縄 チュラネシアへの旅 亜熱帯カルチャーツーリズム』がこの概念を提唱。イベント: 阪神梅田本店などで「チュラネシアへの旅」として、両地域の食、酒、雑貨などを紹介するフードトリップイベントが開催されている。 HANKYU HANSHIN E-STORES +6 つまり、地理的・文化的に近い沖縄と台湾の魅力を、美しいひとつの島々の連なりとして再発見する、現代的なカルチャー概念です。
OKINAWA: US Influences
Okinawa Prefecture is a group of subtropical islands in the far south of Japan. We examine its past and present, with footage from time-lapse creator Shimizu Daisuke. This time: US Influences.
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